2015年3月6日金曜日

仕入れ店舗の見つけ方

我々のような転売屋含め、大手の古着ビジネス運営会社も、一番の悩み(と同時に腕の見せ所)は、「仕入れ」だと思います。
一次市場で商いを営んでいる通常のアパレル小売業は、メーカーや問屋から安定して商品を仕入れることができます。売れ行きが良ければ追加で補充することもできますし、それこそ製造小売り(ユニクロ、GAP他)なら、店頭での売れ行きを見て、好きなだけ生産量を調整することができます。

ただ、古着はこれが一切できません。そもそも一点物という前提なので(最近は売れ残りの新品を大量に持ち込んでいるメーカーもいますが)、〇〇が売れたから、〇〇を仕入れよう、ということができません。もちろん同じテイストのアイテムやブランドが運よく見つかれば、仕入れますが、状態もデザインも異なる以上、果たしてそれがまだ消費者に求められているか、判断がとても難しいです。

したがって、一点一点が毎回勝負です。まるっきり一期一会です。

なので、私はもちろん、行きつけの仕入れ店(トレジャーファクトリー、ジャンブルストア、ドンドンダウン等)がありますが、古着屋を見つければ、基本的には入るようにします。
おおよそ、1店舗当たりの在庫は千点~2万点、その中で、自分の利益を+2000円~5000円乗っけて売れそうなものを探します。どんなお店であっても、ヤフオクの相場よりもすべてのアイテムが高値で売られているということはありえないので、根気よく、探すしかありません。
相場観、目利きは、やればやっただけ、洗練されていきますので。

先月は、久しぶりの再会にもかかわらず、20点ほどが売れました。売り上げはおよそ10万円、仕入れ値の率が48%ほど。ヤフオクの手数料引くと、粗利は約5万円ですね。

まずまずの再スタートだったかと思います。

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