バーバリーのライセンスを失ってから、急激に業績が悪化していると話題の三陽商会。
後継ブランドの「クレストブリッジ」のお店や商品を見てみたんですが、別にデザインも品質も、バーバリー(ブラックレーベル、ブルーレーベル)だった頃と、大差無いように思います。
う〜ん。それだけ、あのロゴが持っていた意味が大きかったということでしょうか。
品質と価値ってやっぱり違うものですよね〜。人類は随分賢くなった気でいますが、ものを買う時って結局「気分」や「感覚」、「思い込み」が影響しているようです。
今年読んだ本でずいぶん勉強になったものがありまして。
「予想どおりに不合理」というタイトルです。
ダン・アリエリーという行動経済学の教授が、人間が経済活動を行う時(つまり、ものを買う時ですね)にすごく不合理な行動をとる(つまり、損を進んで選んでいる)なぞを解き明かしています。
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すっかり本題から離れてしまいましたが、大不調の三陽商会のブランド「ザ・スコッチハウスのウールブルゾン」の落札結果です。
キングファミリーのセールで200円で仕入れて、5000円で秋口から出品していたのですが、ウォッチはいくつか入るものの、なかなか売れてくれず。
冬の在庫整理も兼ねてためしに1000円で出して見ると、2000円弱までは入札が入ったんですが、それ以上は上がらずに、落札。
ま、とにかく仕入れ値が安かったので、粗利率は高いんですが。
来年はもう少し出品戦略を変えようかと(労力は少なく、利益は大きく)考え中です。
そうなると、どうしても高価格帯のアイテムに挑戦しなければなりません。
これまでも何度かやってみて、ちゃんと売れていくんですが、どうしても心の中の「ビビリ虫」がストップをかけてしまうんですよね。
転売屋の皆様、よいお年をお迎えくださいませ〜!