2016年8月31日水曜日

「ライトかプラスか、それが問題だ!」~レターパックのハムレットより~



出典:「レターパックプラス(510)にはどの位のサイズが入るか。詰められるだけ詰めこむ技」

厚みに制限の無いレターパックプラスにどれくらい詰め込めるかを実践されている「郵便ゆうパック・個人向け郵便局発送お役立ち情報」さんのサイトから情報を転載させていただきました。

すごいですよね!!



今回、「セレクトショップ依存症男」さんからコメント欄で「レターパックプラスとライトの梱包の限界について」の質問をいただきました。
せっかくなので、記事にしてお伝えいたします。
私も迷うことが多いですし、みなさんも微妙なところで迷われることも多いと思いますので。



まず、厚さ3cmという制限のある「レターパックライト」なのですが、私が実際に郵便局の窓口で見たエピソードから書きますね。
ライトかプラスかを迷っているお客さんに対して、局員の方が3cmを正確に測るメジャー(高さ3cmの横長の穴が開いている木の枠みたいなもの)に「送りたいモノ」を通してました。

その際、ほんの少し引っかかったのですが

「あ~、これはプラスじゃないとダメですね~」
と言ってました。
お客さんも「え~?ほんのちょっとじゃないですか~!」と反論していたのですが、局員の方は頑なに拒否。ルール厳守のようです。

以上、窓口の話です。



次に、自分の体験談ですが、たとえば薄手のセーターやナイロンジャケットあたりであれば、私は「ライト」で送っちゃってます。
梱包した際は、3cmをやや超えている?ようにも感じられますが、ギュッと押しつぶせば、まぁまぁ3cm前後になるものです。
こういうグレーなアイテムを「ライト」で送ったことが10回や20回あったのですが、一度も配達不可で戻ってきたことはありません。
なので、ほんの少しのサイズオーバーなら、許容してくれるようにも思いますが、ルール違反であることは確かなので、推奨も保証もできない、、、というのが正直なところです。
3cmを微妙に超えそうな場合は、あくまでも自己責任にてお願いいたします!

なお、かなり酷いレベルで3cmを超えている場合、通常の郵便物と同じく、「送り主」の住所に返送されてしまうと推測されます。


さて、余談ですが、プラスで送ったことのある一番ごついものとなると、ケース付きの時計でしょうかね。当然ポストには入らず、郵便局に持ち込みました。

冒頭に挙げた写真のように、きちんと折り目をつけてから梱包すればかなりの大きなものも送ることが可能です。


さて、さらに余談ですが、日本の郵便配達のレベルは世界トップクラス!
海外では、

・荷物を紛失された
・間違った住所に届いた
・家まで配達してくれないので近くの集合配達所(コンビニやスーパーなどに併設)まで取りに行くスタイル
・局員が高額商品を横領

ということもよくあります。
日本郵政の高いクオリティのお仕事に感謝ですね。

もし、3cmを超えるものが「ライト」で頻繁に送られるようになったら、その内に「ライト」がなくなったり、全体的に値上げという事態も起こり得ると思います。

いまのシステムに恩恵を受けているのであれば、そのシステムが維持発展されるよう、ルールを守るという姿勢が良いのではないでしょうか。
ちょっとかたくなりましたが、これも「大人のマナー」、「転売屋のモラル」と思います。

2016年8月30日火曜日

明日(8/31)はドンドンダウンへ行こう!年に一度の大セール!


明日、8月31日(水)は「やさい(831)の日」ということで、野菜を値札タグに使っている「ドンドンダウンオンウェンズデイ」にが年に一度の大セールを開催します!

しかも、今年はドンドンが週一のセールを行う水曜日とも重なったことで、さらなるセールも!?あるようです。

店舗によって異なるようですが、おおむね31%OFF~89%OFF。
明日仕入れずにいつ仕入れるんですか!?

みんなでドンドンへ行きましょう!
(自分は別件で仕事があり、行けません。涙。成果報告お待ちしております!!)



2016年8月28日日曜日

santafeのダウンジャケット


santafe(サンタフェ)のダウンジャケットです。


大切なことなので、もう一度言います。


santafe(サンタフェ)のダウンジャケットです。



ここで、「は?santafe(サンタフェ)ってなんすか?なんかのブランドですか?」という疑問を持ったそこのあなた、正常な感覚です。



反対に「あ~あ~!あの、おどけた顔した犬の刺繍とか、意味不明な英語がちりばめられた、基本ジャージ上下のおじさん御用達ブランドですよね?」

と答えられてしまうあなたは、転売屋の素質あります。もしくは、まわりにやんちゃなオジサマがいらっしゃるのでは?



えぇ、おじさん御用達と言っても、LEONで紹介されるような「ギラッとしつつも、まぁ多少は服として洗練された感じ」の服じゃ、全然ございませんで。

中学校の授業参観で自分のお父さんが着てきたら、トラウマになるレベルの、くそダサいブランドです。

子ども服で言ったら、「badboy」くらいダサいです。


で、当然、オシャレ系の若者向け古着屋としては、ダサいおじさんブランドに高い値段をつけることはできないわけで(2000円)。

それを僕は仕入れるわけで。

そして、不思議なことに、こういうダサい服をきちんとした値段(5000円。定価の2割程度?)で落札してくださるお客様もいらっしゃるわけで。

そのお金で僕は今日もごはんが食べられるわけで。



けっして、santafe(サンタフェ)が悪いわけじゃないわけで。




ってゆーか、今気づいたんすけど!
badboyのロゴにある両目って、ちゃんと「d」と「b」になってるんですね!
勉強になりました。

2016年8月26日金曜日

ドキッ!転売屋だらけの真夏の飲み会(セドリもあるよ!)


ことの発端は、とある商品が落札されたあと、取引ナビで落札者の方とやりとりをした際にもらったメッセージでした。

「○○様

早速のご発送ありがとうございます。
大学時代から好きなブランドの・・・

(中略)
そして、余談では御座いますが、いつもブログを楽しく拝見しております

(中略)

・・・私も副業での転売をしておりますので、とても共感しております。」 


な、なに~!!??
なんと、ブログ読者の方のご落札でした。

しかも、この出品者があの永山だと突き止めている!!

一瞬びびったんですが、まぁせっかくだから、「飲みますか!」と伝え、先日渋谷で飲んできました。

お友達の転売屋の方も参加。

転売屋だらけの真夏の飲み会に。


で、お互いの転売情報を共有したり交換したりしているうちに

「あ!そういえば渋谷にドンドンダウンできましたよね!ここからすぐですよ!」

という話になり、


どちらからともなく、

「・・・じゃあ、せっかくだし、、、ちょっと仕入れしてく?」

というわけで、渋谷のドンドンへ!








今年の5月に出来たばかりとか。

お店は4層でかなり立派なつくりでした。
この立地なだけあってか、さすがにアイテムは良いモノがたくさんありましたね。

仕入れは難しいかなぁ?と思ったんですが、水曜日の20%オフに加えて、さらに追加で10%オフのセールが開催中だったこともあり、3人ともそれぞれ仕入れ。

いつも一人でやっている仕入れを転売屋仲間とやるなんて!



「このアイテムどう思います?」

とか

「え?これちょっと安くないっすか?」


みたいな話ができて楽しかったです。

ただ、転売屋同士って、同業者という仲間でありながら、同時にライバルのような緊張感ある関係ですので、美味しいアイテムを先に見つけられたりすると、

(自分ももっと頑張らねば!)

という気持ちになりますよね。



で、私も行きつけの古着屋「ビンゴ」が近くにあるので、ためしに店舗間転売(お二人は「横流し」と呼んでました)をしてみることに。

思ったほどの値がつかなかったので、「やっぱりヤフオクで売ろう」という結果に落ち着きました。


「オフ会」をやってみようと思ったことはこれまで無かったのですが、実に有意義な時間となりました。

2016年8月24日水曜日

ブランド当てクイズ!このオジサンだけで、あなたは分かりますか!?


なんかの木に座ってるおじさん。



これだけで「あ!あのブランドでしょ!?」ってわかった方、転売屋スキルAです。




私とこのブランドとの出会いは、サラリーマン時代の上司の紺ブレの金ボタンに刻印された姿を見たことがきっかけでした。

紺ブレのボタンに刻印されるクラスのブランドです。
そうですね、バーバリーとか、アクアスキュータムとか、そっち系のオジサンブランド、もといオーセンティックなブランドの匂いがしますね。


答えを言っちゃいますと、










でした。
よく、ポールスミスと響きが近いので、間違えられがちですよね。


若者には見向きもされないブランドですが、ヤフオクのメインユーザーでいらっしゃる40代~50代のオジサマ達には、大変な人気。

柄入りセーターが5000円で売れました。
仕入れ値は、2000円。
南柏の「トレジャーファクトリー」での仕入れでした。


2016年8月23日火曜日

ファミリーマートがレターパック販売を開始!

雨の日も、台風の日も、基本的に「発送は落札後24時間以内」を心がけている永山です。

一時期は、レターパック(赤・青50部ずつくらい)を買い置きしていたんですが、最近は切らし気味。
身近な場所に郵便局が無い場合、第二案としてローソンでの購入が考えられますが、問題はローソン自体もちょくちょくレターパックを切らすということ。

プラス(赤色、510円)のものが欲しいのに、ライト(青、360円)しか置いてなかったり、そのまた逆だったり。

セブンイレブンやファミマで買えないのが、本当に不便に感じておりました。
切手はどこでも買えるのに。



ところが!
昨日、台風の中ローソンでライトが売っておらず、遠くの郵便局まで行った帰り道で発見しました!

これからは、ますます発送が便利になりますね~。
「はこBOON」を出すついでにレターパックが買える!!!

ちなみに、いつから販売開始したか、WEBを見ても情報が無いのですが、私が気付かなかっただけで、もしやずいぶん前から買えちゃったりしました!?

2016年8月22日月曜日

「在庫処分もできるだけダメージを少なく」の巻

2年前に下北沢のモードオフで仕入れて、値段を変えたり、テキストを変えたりして、頑張って出品していたモヘアカーディガン。仕入れ値は1000円でした。
新進セレクトショップのオリジナルアイテムで、定価は15000円前後と見定めました。

3000円くらいで売れるかなぁと思っていたのですが、最終1500円まで値下げしても売れず。

仕方ないので、持込買取してもらいました。よくある在庫処分ですね。


で、ここからが本題なのですが、もともとこれを買ったモードオフに持って行ったところ、まさかの「買取不可」。

え?それじゃあ、元々はどういう経緯で店頭に並んだんですか!?
たまにありますよね。これ。


もし持込買取がリストやデータに基づいてきちんと行われているなら、少なくとも100円~200円程度でとにもかくにも、買い取ってくれたはず。
だって、一度は買い取っているアイテムなんですから。まさか店員の私物?

もちろん、このブランドは存続してますし、大幅に人気が落ちたわけでもありません。また、タグから読み取れる情報で製造年が古いと判断されたわけでもなさそうです。

というのが、まさに昨日渋谷の某大手古着チェーンに持ち込んだところ、見事に1000円で買い取ってもらえたからです。

1000円で買って1000円で売る。
私の押入れに、2年間、ただで居候していただけのアイテムに関する顛末の報告でした。

燃えるごみで出さずにきちんと他店舗に持って行ってみて良かった~!!

ダメージゼロの在庫処分でした。

2016年8月10日水曜日

日刊誌の嘘を暴く!!「6500円のジャケットが10万円に!? メルカリ⇒ヤフオクの“サヤ取り転売錬金術”」

ま、日刊誌(WEB版)ですからちょっと目を引く記事にするために、少々の演出は必要かと思います。



問題の記事はコチラ。
「6500円のジャケットが10万円に!? メルカリ⇒ヤフオクの“サヤ取り転売錬金術”」
http://nikkan-spa.jp/1160419/img_6078


ただ、どうなんでしょうね。
転売屋の卵(てんたま)たちに誤解を与えるような表現はいただけません。

まず、下記です。

※引用開始※
ヤフオク:在庫なし(楽天47600円)
メルカリ:10000~20000円

例えば、過去の名作スニーカー、「QUESTION」のレアなコラボモデルの場合。こちらは現在NBA No.1の選手レブロン・ジェームズとのコラボだが、ヤフオクではまずお目にかかれないうえ、楽天でも軒並み完売し、唯一発見できた商品でも、サイズが限られ値段は47,600円。プロモーション用のサンプルのみが流通という激レアモデルだ。

 しかし、メルカリではなんとこのスニーカーが1~2万円で出品されている。この手のケースでは、説明文を読み込むと、売り手側が知識を持っておらず、置き場に困り小遣い稼ぎのために処分しているケースが多い。

 仮にヤフオクに出品された場合、コレクターやスニーカー販売業者が正当な値段まで釣り上げるため、1万円で買うことはおそらく難しいだろう。
※引用終了※

あのねぇ。aucfanの直近の落札相場を出すんならまだ信憑性はありますよ。
ただ、楽天ショップは自分たちで勝手に売りたい値段を決めて出しているだけなんで。
このスニーカーが今も47600円で売れるという保証はどこにもないわけです。

モデルや状態にもよりますしね。

はい!次!

※引用開始※
コム・デ・ギャルソンのコラボ商品

ヤフオク:10万円
メルカリ:1万円以下

超人気ブランド、ギャルソンのコラボ商品は値上がりが激しい。英有名バンドのローリンズストーンズとコラボした際の商品も、そのひとつ。しかし、メルカリではふとした瞬間に掘り出し物が見つかる場合もある。

K-POPアイドル、BIG BANのT.O.Pが着用したことで話題にもなった、こちらの総柄ジャケット。ヤフオクでは、そもそもの出品数がほとんど無いうえ、価格も10万円近いものが多い。状態が悪いものでも、5万円前後がほとんど。しかしメルカリでは…6,500円!

まさかの1万円以下でたびたび出品されている。

さらに、ギャルソン×ビートルズの場合も。

ヤフオク(上)では約2万円前後のシャツが、メルカリでは、まさかの1570円(下)だ。
※引用終了※

だ~か~ら~!!
約2万円前後でシャツを出品するのは自由ですから!
転売屋向けのインチキ情報商材でも、アマゾンの出品価格とせどり価格の差額をこれ見よがしに出したりして、○○倍で売れる!粗利○○円!とかやってますが、同罪ですね。




しかも!この「ギャルソン×ビートルズ」で紹介されているシャツ、いまだに落札されてないですし(2016年8月10日の時点で)!!


その上、メルカリで購入されたシャツは、色違いでしかもダメージありですし。
転売は楽に儲かるという間違ったイメージを流布させるのは、やめて欲しいものです。

2016年8月7日日曜日

なぜか秋冬物が売れてます。ツイードニットジャケット

ご無沙汰しております。
永山です。

こう暑いと、なかなか仕入れに出かける気が起きず、発送のためにダンボールを抱えて近くのコンビニまで行くのも一苦労ですよね。
ただでさえ売れないセール期間の夏、経済的にも肉体的にも、苦しいです。

ただ、不思議なことに、秋冬物の売れ行きが良いです。
まだ8月初旬ですよ!?

ヤフオクユーザーの皆様ですら、オシャレの先取りをするようになったということでしょうか。

写真のニットなんて、どう考えても着られるのは10月以降。
それを2ヵ月も前倒しで購入されるんですから。脱帽です(ムレますからね)。

今年の3月頃、下北沢の某メンズショップの閉店セールで5000円で仕入れて、約半年が経って15000円で売れました。
粗利1万円!ありがたい限りです。