2017年5月8日月曜日

ニュースの紹介〈「メルカリに食われる」、リユース業界の悲鳴〉

こんにちは!
永山です。

年明け以降、なんやかんやバタバタと忙しく、すっかりブログの更新も滞っている次第です。

ただ、本日(5/8)配信のWEBニュースで我々の商いに関するものを見つけましたので、ご紹介を!

メルカリの登場で、既存のリユースショップ(我々の仕入れ先ですね)の売上が軒並み落ちていると。東洋経済さんのニュースです。

「メルカリに食われる」、リユース業界の悲鳴

大手チェーンが軒並み前年割れの危(元記事のリンクに飛びます)


記事の最後の方に、「ネットと実店舗を合わせたリユース市場は2015年時点で1.65兆円(リサイクル通信調べ)に達した」とあります。

内訳で明らかになっているのだと、

ヤフオク→8966億円
メルカリ→1200億円(フリマアプリ全体だと3000億円)

と出ています。
ふむふむ、中古市場の約7割はすでにC to C(消費者同士での取引)と。

で、リユース店舗の売り上げは、ハードオフだけが記事に出てまして。
「フランチャイズ(FC)を含めた2015年度の販売総額は522億円、一方の買い取り金額は173億」となっており、粗利(売上ー仕入れ)で考えると349億円です。

で、ジャンブル(セカスト)を擁するゲオ、トレジャー・ファクトリーも売上を落としているというグラフが出てます。
ドンドンダウンやRAGTAGなんかは載ってません。


このトレンドを転売屋のメリットデメリットで考えると、

メリット→ヤフオクやメルカリのユーザーが増え、それに比例して落札が増える。また出品数も増えるのであれば電脳仕入れのチャンスも増える。

デメリット→みんなお店に不要品を売らなくなるので、実店舗での仕入れが難しくなる。ユーザーの相場感覚が養われ、仕入れ値と売値の差がどんどん縮まる。ライバルが増える。

ぱっと思いつくところは、こんなところでしょうか。
市場が大きくなるのは歓迎ですが、ユーザー(出品者、落札者ともに)の目が肥えてくると、価格がすっかり落ち着いてしまって、差益を出しにくくなるように思います。

みなさんのご意見として、どうでしょうか?