永山です。
年明け以降、なんやかんやバタバタと忙しく、すっかりブログの更新も滞っている次第です。
ただ、本日(5/8)配信のWEBニュースで我々の商いに関するものを見つけましたので、ご紹介を!
メルカリの登場で、既存のリユースショップ(我々の仕入れ先ですね)の売上が軒並み落ちていると。東洋経済さんのニュースです。
「メルカリに食われる」、リユース業界の悲鳴
大手チェーンが軒並み前年割れの危機(元記事のリンクに飛びます)
記事の最後の方に、「ネットと実店舗を合わせたリユース市場は2015年時点で1.65兆円(リサイクル通信調べ)に達した」とあります。
内訳で明らかになっているのだと、
ヤフオク→8966億円
メルカリ→1200億円(フリマアプリ全体だと3000億円)
と出ています。
ふむふむ、中古市場の約7割はすでにC to C(消費者同士での取引)と。
で、リユース店舗の売り上げは、ハードオフだけが記事に出てまして。
「フランチャイズ(FC)を含めた2015年度の販売総額は522億円、一方の買い取り金額は173億」となっており、粗利(売上ー仕入れ)で考えると349億円です。
で、ジャンブル(セカスト)を擁するゲオ、トレジャー・ファクトリーも売上を落としているというグラフが出てます。
ドンドンダウンやRAGTAGなんかは載ってません。
このトレンドを転売屋のメリットデメリットで考えると、
メリット→ヤフオクやメルカリのユーザーが増え、それに比例して落札が増える。また出品数も増えるのであれば電脳仕入れのチャンスも増える。
デメリット→みんなお店に不要品を売らなくなるので、実店舗での仕入れが難しくなる。ユーザーの相場感覚が養われ、仕入れ値と売値の差がどんどん縮まる。ライバルが増える。
ぱっと思いつくところは、こんなところでしょうか。
市場が大きくなるのは歓迎ですが、ユーザー(出品者、落札者ともに)の目が肥えてくると、価格がすっかり落ち着いてしまって、差益を出しにくくなるように思います。
みなさんのご意見として、どうでしょうか?