2017年11月13日月曜日

スポーツアイテム買い付けための事前調査

こんにちは!
永山です。

最近、やっと寒くなってきましたね。重衣料が動く、嬉しい気温です。

先日のブログで報告した「日本→オーストラリア」への古着の輸出ですが、オーストラリアのパートナーに、日本の相場を伝えるため、「こんなアイテムはどう?」と古着屋さんの店頭で撮った写真を送りました。

なんか、ジャージとかナイロンジャケットって、2〜3年前に比べて、2〜3割高くなってませんか?!

今回仕入れ候補として送ったアイテムの価格帯は、税別で1900円〜5990円です。
一番高かった西ドイツ製のアディダスのジャージ(つまり、5990円)は、状態はなかなかよくって、オーストラリアでどれだけ「西ドイツ製」の価値が認識されるか不明でしたが、現地のパートナーもいけるんじゃない?と言ってました。
向こうでは、12000円くらいで売る感じですね。

以下、13アイテム、どどっと写真だけ載っけちゃいます。
皆様のご参考までに。























最後の2着は、スポーツブランドじゃなくって、70年代?くらいのヴィンテージナイロンジャケットで、個人的にはすごく良い味わいでした。

赤がカナダ製で、黄色はアメリカ製です。


8 件のコメント:

  1. 永山様 お久しぶりです。
    スポーツやアウトドアは確かにここ数年強烈に値上げしていますね。
    メルカリが相当普及してからセカスト等も全体的に値上げされ、わかりやすいブランドは仕入れ値が上がり買えなくなりました。
    私はスーツにやたら詳しくなり、格安スーツから高めのスーツ等ビジネスしか買えなくなりました。
    セカスト中古よりアウトレットのほうが安い場合も多々あります。最近はアウトレット仕入れもかなりしていますよ。

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    1. y 様

      お久しぶりです!
      コメントありがとうございます!

      やはり、値上げしてますか。自分の感覚値だったので確信は無かったのですが、y様にコメントいただき、事実だったのだと思い知りました。
      「メルカリの普及」は、本当に大きな影響がありますよね。
      もし、もし仮に、メルカリのような「C to C」のインフラ?プラットフォーム?が完全に整って、世の中の隅々にまで浸透してしまったら、いわゆる「リサイクルショップ」や「ブランド古着屋(セカスト等)」は存在価値が無くなってしまいますよね。
      その「仲介」をビジネスにしていたわけですから。

      ただ、以前「もう無くなる」「もう社会から不要になる」と言われることもあった「商社」も、元気に商売していますから。
      結局のところ「中間業者」というものは、それなりの存在価値があるのかもですね。
      メルカリにしても、知らない人とお互いの住所や電話番号を晒してやりとりしたくない、ですとか、手続きが面倒っていう方は多いでしょうし。

      スーツ!上下のサイズがあるので、なかなか難しいのでは?と思ってたのですが、アリなんですね!
      アウトレット仕入れ、自分の周りにも、お店から出禁をくらったという人もいるくらい、穴場のようですね。

      引き続き、アンテナを張って、なんとか商いをしていきたいなと思います。

      貴重な情報ありがとうございました。
      季節柄、お体ご自愛くださいませ。

      永山 拝

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    2. 更新ありがとうございます!
      はじめまして、売間栗男と申します!

      1年ほど前から読ませて頂いております!
      更新をとても楽しみにしておりました!

      ところで、「アウトレット仕入れ、自分の周りにも、お店から出禁をくらったという人もいるくらい」というフレーズがとても気になりました☆
      実際にアウトレットで「出禁」ってどんな場合になってしまうんでしょうか?
      また、セカストなどのリサイクル系でも起きりうるでしょうか?
      純粋にとても気になったので、コメントをさせて頂きました。

      ご多忙中と存じますが、ご返信いただければ幸いです。

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    3. 売間栗男 様

      コメントありがとうございます!
      それにしても、お名前!!

      圧倒的すぎる、資本主義経済の申し子感!!
      最近は、あまり更新ができておらず、すいません。にもかかわらず、ご覧いただいているとのこと、重ねて感謝申し上げます。

      さて、「出禁」です。

      買う側からすると、「値切っているわけでも、迷惑行為しているわけでもなく、お店がつけている値段のままで大量に買ってるのに、『出禁』とは何事か!!」
      となりますよね。

      自分の知人は、5年以上前のことですが、御殿場アウトレットの某高級イタリアブランドのお店で、大量に革小物を購入したところ、3〜4回目でお店の方から「購入をしないで欲しい」と直接言われたとのことでした。

      察するに、お店の方が、「ヤフオクで出回っている(おそらく自分のお店で購入された後に転売出品された)アイテム」を見つけたのでは?と思います。

      それの何が問題かというと、やはり「ブランドイメージの毀損」につながるからじゃないでしょうか。
      人里離れた正規のアウトレット店舗で7割引で商品が売られているということと、ヤフオクでどこかの個人が5割引で大量に商品を売っていることでは、ブランドにとって意味合いが違ってくるということなんじゃないかな、と。しかも中古品じゃなくて一応新品ですから。

      ブランド側からすると、自分たちがコントロールできない「商品とエンドユーザーとの接点」は、気持ち悪いというか。

      たとえば、秋の味覚、松茸!
      田舎に行って、地元の農家さんから1本1,000円で買うのは、OK。松茸の高級イメージに傷はつきません。
      ただ、それを大量に買い付けたどこかの個人が、都会のスーパーの店頭を借りて、1本1,500円で売るのは、松茸というブランド価値が下がることにつながる、みたいな。
      感じですかね?

      ただ、これは新品の高級ブランドを扱うアウトレット店舗に限ってのことですから。
      セカストなどのリサイクル系では、むしろ大量購入は喜ばれるんじゃないでしょうか。

      こちらのブログの常連(むしろ共同執筆者の勢い)の「北の魔術師」さんなどは、お店の方と仲良くなって、逆に入荷情報を教えてもらえたり、お店にとって損にならない程度の割引を受けることもできたようなので。

      ごくごく小規模のリサイクルショップ(店主の方が「モノ」に愛着とこだわりのある方で、「大切にしてくれる人に買って欲しい」という真っ直ぐな思いをお持ちの場合など)は、転売屋とバレると、出禁になる可能性ありますね。

      以上、私なりの考察でした。ご参考までに!!

      永山 拝

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  2. 永山師匠、yさん、売間栗男さん
    ん?うりま・・・くりお?
    う・・り・・ま・・く・・り・・お・・!?(笑)

    どっ直球で思わず笑いました。豪腕ですね(笑)

    はーい、ども、北の魔術師でございます。
    師匠、共同執筆は言いすぎです(笑)
    私なんて末席の末席で、責任もなく好き勝手にコメントさせて頂いているだけですので(笑)

    yさん、セカストよりもアウトレットの方が安い時がある!!?
    マジですか!?
    私、アウトレットは手を出したことがなく・・今度覗いてみますね。

    さて、「出禁」ですが、私も一歩間違えば・・と思います。
    ただ、私は古着屋で服もそうですが、人も見ます。
    一応、店と店員さんは選んで、ある程度関係性ができた上で値引き交渉します。
    無理はしませんので、出禁になったことはありません。

    私レベルになると、普通にスマホでヤフオクの落札相場を店員さんと見ながら「相場がいくらだから、あと~千円安くしてちょ♪」とお願いしたりします。
    でも出禁になりません(笑)。

    あ、セカスト・・・
    店の客層を考えたら1万円でようやく売れるアイテム、でもネット相場で2万円!なんてザラですが、確かにセカストはその差幅が小さい気がします。
    ですので、棚を見てて「この店、この客層でこの値段・・初めから来店客には売る気ないのかな~」なんて思ったり思わなかったり・・・

    先日、セカストで、な、なんと「黒板」とネーム刺繍の入ったドカジャンを見つけました!
    思わず「おぉぉ!!」となりましたが、店で売れそうな客層価格ではなく、かといってネット相場とも言えない強気価格(なぜか定価以上。ま、まさかプレミア?)でしたので・・諦めました。

    誰から仕入れたの?
    なぜその価格?

    いろいろな意味で・・恐るべし、セカスト!!

    北の魔術師でした。

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    1. 北の魔術師 様

      いつもながら、丁寧で詳細なコメントありがとうございます!
      「店頭では1万円でも売れないアイテムが、ネットだと2万円でも売れる」←転売屋の腕の見せ所ですね!

      ところで、最近は古着屋さんが店頭で販売しつつも、ネットで同時に出品しているというケース、たしかに結構ありますよね。
      この場合、値段を変えるのは、いまのところはタブーなんでしょうね。なので、どちらかの相場に合わせる(店頭かネットか、どちらかで売れそうな価格設定にしとく)ということでしょう。

      これは、とある海外のアパレルメーカーの方から聞いたのですが、「社内で共有する、売上報告書に関して、以前は全体の売上の中に【WEBでの売上】という項目があったのだが、近年は、全体の売上の中に【実店舗での売上】という項目を書くメーカーが出てきている」とのこと。

      ECの売上はあくまで一部、という時代はもう終わりつつあり、これからは、アパレルの売上といえば、当然ECでの売上を指し、実店舗売上はごくごく一部の上乗せのみ、という時代が来るのかも、と思います。

      さて、ここで魔術師さんの見つけた、「黒板」刺繍ネーム入りドカジャンについて。
      「黒板」と聞いてもピンと来ない若い転売屋の方に説明すると、
      その昔、「北の国から」という叙情的な人間ドラマが放映されていたわけで。田中邦衛さん扮する「黒板五郎」という愛すべきキャラクター、美しい北海道の大地、さだまさし氏の歌う「あ〜あ〜♪あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜〜〜♪」が胸に迫って来るわけで。

      「キムタク 着用 ダウンベスト」と同じくらいのプレミアが「黒板五郎 着用 ドカジャン」にはついてもおかしくないわけで。

      魔術師さんの見つけたドカジャンは、まさにその「ドカジャン」だったかもしれないわけで。

      恐るべし、セカスト!!
      北の大地、北海道!!!

      永山でした。

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  3. 永山 様、北の魔術師 様 丁寧なご返信ありがとうございます!

    売間栗男です。
    名前にツッコミを入れて頂き光栄ですw
    なんだか漫画 おぼっちゃまくん に出てきそうな名前ですよねw

    「出禁」の件、納得しました!
    やはり高級ブランドはイメージを重んじるのですね。

    ところで、話が飛びますが、転売つながりで1つ面白い話を思い出しましたので、コメントさせて頂きます☆
    以前、ニューバランス M1300が5年に一度、発売された時(2015年)のことです。
    私は早朝から某セレクトショップ(路面店)の抽選販売の列に並んでおりました。
    すると突然、運搬車のハイエースが10台ほど、ショップ前で停車し、中からホームレスらしきおじさん達が総勢100人ほど下車し、抽選の列に並び始めました、すると普段はお洒落なセレクトショップ周辺が、リアルガチで大阪 西成の「炊き出し」の景色へと様変わりしましたw
    さらにそのおじさんたちを見張る893系らしくオッサンが数名、列の外から睨んで立っておりました。
    そしていよいよ抽選が始まると驚くべき結末になりました!
    なんと、当選者の約8割がホームレスのおじさん達になったのですw

    そしてショップスタッフの目の前で、当選したホームレスのおじさんに893系のオッサンが商品代金を手渡し、入店させて購入しておりました。

    勿論、私は落選でした・・・
    明らかに転売目的ですが、ショップスタッフは見て見ぬふりです(涙)

    893のオッサンは回収したスニーカーを運搬車に積んでおりました。
    さらにケータイで「こっちはまずますや!そっちはどうや!?」と話しておりました。
    おそらく兵隊(ホームレス)を数百人単位で雇って数百足のNB1300を買い占めてヤクオクやメルカリでガッツリ荒稼ぎしたのでしょうね。
    本当にびっくり仰天の出来事でした!



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    1. 売間 様

      ご丁寧な返信、また貴重な情報をお寄せいただき、ありがとうございます!!
      「並び屋(?)」って言うんですかね。

      WEBで検索すると、便利屋さんも「順番待ち代行」というか、そのような仕事を請け負っているようですね。
      転売よりももっと身近なものは、裁判の傍聴の抽選や、パチンコ屋さんの新装OPENの時に並ぶやつでしょうか。
      2〜3時間並ぶだけで、5,000円とかもらえるんですよね。
      ホームレスの方達は、1,000円とか、それくらいの報酬かもしれないですが。

      任侠の方達のお話で言うと、私もちょっとした想い出があり。
      けっこう、この業界の方達って、お洒落じゃないですか。独特のファッションセンスをお持ち、とも言えますが。

      以前、大型の古着屋さんで仕入れしているときに、兄貴らしき人と、子分らしき人がギャルソンのジャケットとか品定めしながら、

      「ときにサブよ、粋(イキ)っちゅうのは、つまるところ、なんや」

      「はいっ!兄貴、、、粋、、、ですか!?」

      「おう」

      「・・・」

      というような会話があり、自分も粋の何たるかを、とっても知りたかったのですが、平日のガラガラの店内で、その二人の会話が聞き取れる位置をキープすることができずに、他のラックに行ってしまったのでした。

      今でも、気になります。
      ただ、ヤフオクで、意外に「任侠系のファッション」って、売れますよね。
      大きな犬がワフワフ言っている刺繍を背中に背負ったジャージの上下、ですとか。

      以上、永山でした。

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