2015年3月13日金曜日

古着転売では、アウトドアウェアを狙え!

古着転売は基本的に一点モノの勝負なので、他の新品取扱いネットショップのように、「これの売れ行きがいいから、これをもっと仕入れよう!」ということができません。同じブランドの同じアイテムで、同じ状態、しかも古着屋での売価も同じ、なんていうアイテムには出会ったことがありません。
今回ご紹介するのは理論ではなく、経験から得られた法則です。


古着転売は、なぜかアウトドアウェアの売れ行きがいいんです。

もちろん、仕入れ店での売価も高く設定されている場合が多いのですが、割安感のあるアイテムを仕入れると、面白いほどに値上がりして、売れていきます。
いくつか理由を考えてみました。


1.耐久性の高さ

アウトドアウェアの特性のひとつとして、「耐久性の高さ」が挙げられます。従って、ファーストユーザー(新品で購入する人たち)が商品を新品の状態で購入すると、長く愛用して着ることになります。長く着られるため、しかも値段も高く機能性も吟味して購入するので、簡単には手放しません。他のファッションアイテムのように、5~6回着た時点で、やっぱり違った、趣味に合わない、飽きた、等々の理由で、まだきれいな状態で古着店に売られることが少ないアイテムと言えるでしょう。
なので、古着転売の仕入れアイテムとして、出回っている量がそもそも少ないです。
一般的な大型のリサイクルショップでも、他の一般中古衣料に比べ、アウトドアウェアの占める割合は、1%以下だと思います。



2.価格

アウトドアウェアは、時には人命を左右することもあるので、機能性を高めるために商品開発に時間とお金がかかっています。その専門性の高さから、購入者数も限られるため、大量生産することができず、必然的に値段が高くなります。
ファッション性やトレンドよりも、着心地や機能性が重要視されるので、セールを行わないブランドもあり、セールの割引率も他の一般的なファッションアイテムに比べ、低いことが多いです。
定番品は、今冬に売れ残ったら、来冬に売ればいいだけの話ですので。従って、もともとの定価が高いうえに、値崩れもしません。なので、運よくきれいな状態の安いアイテムをリサイクルショップで仕入れることができれば、ヤフオクでそこそこの利益を乗せても売れることになります。


3.ニッチ商品

アウトドアウェアに限らず、そもそもの一次マーケットでの供給量が少なくかつ新品の定価が高いアイテムは、ヤフオクでの売れ行きが良いように感じられます。
たとえば、レーシング用品(レーシングウェア)、美容機器(スチーム美顔器)などなどです。
これらが、たまたま各リサイクルショップの買取担当者の知識不足から廉価で買い入れられると、割安な価格で店頭に並ぶことになり、適正な中古市場価格と開きがある(転売屋の狙い目の)商品となります。


こんなところでしょうか。
ちなみに写真のマーモットのジャケットは定価が1万円強。都内のリサイクルショップで良い状態のものが2500円で出てました。オークションに出せば、4000円~5000円以上で売れます。

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