2016年8月28日日曜日

santafeのダウンジャケット


santafe(サンタフェ)のダウンジャケットです。


大切なことなので、もう一度言います。


santafe(サンタフェ)のダウンジャケットです。



ここで、「は?santafe(サンタフェ)ってなんすか?なんかのブランドですか?」という疑問を持ったそこのあなた、正常な感覚です。



反対に「あ~あ~!あの、おどけた顔した犬の刺繍とか、意味不明な英語がちりばめられた、基本ジャージ上下のおじさん御用達ブランドですよね?」

と答えられてしまうあなたは、転売屋の素質あります。もしくは、まわりにやんちゃなオジサマがいらっしゃるのでは?



えぇ、おじさん御用達と言っても、LEONで紹介されるような「ギラッとしつつも、まぁ多少は服として洗練された感じ」の服じゃ、全然ございませんで。

中学校の授業参観で自分のお父さんが着てきたら、トラウマになるレベルの、くそダサいブランドです。

子ども服で言ったら、「badboy」くらいダサいです。


で、当然、オシャレ系の若者向け古着屋としては、ダサいおじさんブランドに高い値段をつけることはできないわけで(2000円)。

それを僕は仕入れるわけで。

そして、不思議なことに、こういうダサい服をきちんとした値段(5000円。定価の2割程度?)で落札してくださるお客様もいらっしゃるわけで。

そのお金で僕は今日もごはんが食べられるわけで。



けっして、santafe(サンタフェ)が悪いわけじゃないわけで。




ってゆーか、今気づいたんすけど!
badboyのロゴにある両目って、ちゃんと「d」と「b」になってるんですね!
勉強になりました。

12 件のコメント:

  1. 北の新参者2016年8月29日 17:16

    ども、北の新参者です。

    ほほぅ、サンタフェですね。情報ありがとうございます。勉強になりました。
    安く出ていたら、一度試験的に仕入れてみたいと思います。

    サンタフェといったら某女優さんの昔出した写真集しか知識がありませんでした。
    当時、お客が置いていった「サンタフェ」を、小学生ながらに、親に隠れて覗き見て・・
    おっと、ほろ苦い記憶がフラッシュバックしてきました。

    ところで、全く好みではないブランドを仕入れる時ってなんとなーくテンションが上がりませんよね。
    それが儲かると分かっていても、抵抗があるのは私だけでしょうか。
    もちろん儲かるならば、最終的に仕入れてはおりますが・・・。

    まだまだ古着愛が足りない2016・夏。  
    北の新参者でした。

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    1. 北の新参者 様

      いつもコメントありがとうございます!
      サンタフェ、なぜかやんちゃな中高年世代に人気なんですよね。
      ただ、自分もこの一着しか実績が無いので、なんとも言えないのですが。

      ところで!
      そうですよね!
      サンタフェと言えば!
      ねぇ?今じゃすっかり演技派の某女優さんですよね!

      でも小学生のときって、まだなんとなくしか裸体の良さが分からず。
      (大人たちはなんでこんなものに夢中になるんだろう?)と訝しがっていました。ビールの苦みの美味しさも分かりませんでしたし。

      おっしゃるとおり、自分が「良い!」と思えないものを仕入れるのは、苦痛ですよね。出品後、順調に売れてくれればまだしも、自分の美意識に反して仕入れたものが売れなかったときは、とても、やるせない気持ちになります。

      やるせない2016晩夏
      晩夏

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  2. 北の新参者2016年8月30日 15:22

    ども、北の新参者です。

    やるせない2016晩夏(笑笑)

    確かにやるせませんね(笑)。出品ページを見る度に、いやーな気分になりますよね。

    ただ、逆に売れると思って自信満々で仕入れたのに、ウォッチ数が上がらず、ウンともスンとも言わない場合も、「システムエラーか?」と人のせいにしたくなりますね。

    さてさて、巷では今年もMA-1などミリタリーが流行すると言われていますが、どうなのでしょうか?私としては一部特定のブランドだけで、あとはスルーの予定です。

    どちらにせよ
    秋物、冬物、そろそろ本格的に仕入れねば。
    北海道の秋はすぐそこまで来ています。

    「子供がまだせどりしてる途中でしょうがっ!!!」
     ~北の国から2016 仕入~

    「北の国から」知らなかったらスルーして下さい。

    北の新参者でした

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    1. 北の新参者 様

      コメントありがとうざいます!

      「子供がまだせどりしてる途中でしょうがっ!!!」
       ~北の国から2016 仕入~

      は、あのシーンですね。
      子ども時代の主人公が、父親に連れられて中古衣料品店に行って、せどりをやってみるんですけど、まだ子どもですし、タグを見たり、ダメージや穴が無いかを確認するのに時間がかかってしまい。
      ぐずぐずしているうちに閉店時間になって、早くシメの作業をしたい店員が、まだ買おうかどうか迷っているアイテムが入ったままのカゴを片付けてしまうという。

      そこで、父親のひとこと。
      「子供がまだせどりしてる途中でしょうがっ!!!」

      驚いた店員はカゴを落としてしまい、中に入っていた白物系のシャツやセーターは、床に転がって、古着屋特有のほこりとかにまみれてしまいます。

      「父さん、、、僕」


      北海道の自然の厳しさ。
      大人に比べて色んなことのスピードが遅い子どもに対する社会の厳しさ。
      そして、何よりも父親の愛情の温かさが滲み出る、良いシーンですよね。

      「MA-1などミリタリーが流行する」んですか。
      そうですか。それにつられて、五郎のドカジャンスタイルも、流行るといいですね!

      永山

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    2. 北の新参者2016年8月30日 17:54

      あははは!
      師匠、さすがです(笑)。
      あ、ども北の新参者です。

      文章力があるので、つい古着屋での出来事が本物のシーンだったような気がしてきました。不思議です(笑)

      純「父さん・・僕はこれが売れると思うわけで・・・」
      五郎「じゅん・・それはぁ、ナイロンジャケットじゃねぇ。・・く、黒のポリ袋だ」
      純「と、父さん・・」
      ル~ル~♪ルルルルル~♪
      ~北の国から2016 目利き~

      明日は私も、北海道唯一のドンドンダウンへ行く予定です。
      ご返信、ありがとうございました。

      北の新参者でした。

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    3. 北の新参者 様

      「~北の国から2016 目利き~」
      も名シーンの多い、良い回ですよね。

      子どもからしたら、黒いポリ袋もナイロンジャケットも、身にまとえば同じ。そもそもデザインとは?シルエットとは?ファッションとは?と視聴者に考えさせる、なかなかに味わい深いシーン。

      でも、これが実は次の「上京」の回の伏線になっているんですよね!
      純がバンタンのファッション学部を受ける際、面接で斬新なスクエアシルエットのプルオーバーを出します。

      面接官「あなた、これはどこからインスピレーションをうけたの?」
      純「こ、これは、富良野に父さんといたときに、思いついたわけで…」

      ここで!BGMにさだまさしの歌声!

      いや~、たまらないです。

      永山

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  3. 北の新参者2016年8月31日 14:35

    あははは!(爆笑)
    あ、ども北の新参者です。
    師匠、さすがです。深過ぎます。もはや、本家のストーリーを超えちゃってます(笑)。

    実は私、北の国からはサラッと1回しか見てませんので、完全に記憶が上書きされました。

    しかし、永山様は私だけではなく、どんな方にもきちんとしっかりご返信されていますよね。
    お人柄が伝わり、頭が下がる思いです。

    私は時間の空いた際に気まぐれにコメントしてますので、面倒でしたら全然スルーして下さいね。

    純「父さん・・僕はこれが売れると思うわけで・・・」
    五郎「じゅん・・それはぁ、コム デ ギャルソンじゃねぇ。・・コモ ド ドラゴンだ」
    純「と、父さん・・」
    ル~ル~♪ルルルルル~♪
    ~北?の国から2016 目利き 後編~

    北の新参者でした。

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    1. 北の新参者 様

      マニアに人気の「目利き 後編」ですか。
      北の国からファンの間でも意見が分かれる回ですよね。

      まず、純がコムデギャルソンと間違えてしまうコモドドラゴンですが、ワシントン条約の1種に指定されており、原則商業取引が不可能、とのこと。
      なので当然転売は不可なのですが(ヤフオクに出品したら、一発アカウント停止レベル!)、そもそもどうして古着屋にコモドドラゴンがいたのか?

      普通に考えたら、まず、富良野にこんな大型爬虫類いないですよね。
      この回で、「目利き 前編」までのリアリティ路線の世界観を好んでいた「自称・北の国ファン」の多くが離れてしまったと、TVBrosかなんかの記事で読んだ記憶があります。

      う~ん。私なんかは単純なんで、順当に「コムサデモード」を引き合いに出して、リスペクトやインスパイアという名の「模倣」が横行しているファッション業界をチクリ、という流れでも良かったと思うのですが。

      コアなファンは、「いやいや、ドラゴンは一種のメタファーであって…」と独自の解釈を展開されて盛り上がっているようです。
      ギャルソンかファイブフォックスからクレーム入ったのかもしれません。
      古着屋に並んでいるということは、自社製品が飽きられて売られてしまっているということですから。

      とにかく、個人的には、構成作家が一度すっかり固定されてしまった「北の国から」の世界観を破壊することで、視聴者をその後の新しい展開へとスムーズに導いた、というWEBでよく見る解釈を支持しています。
      純、その回の終わりの方でコモドドラゴンに一回食べられちゃってますからね。当時はすごくショックでした。

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  4. こんにちは。

    永山様、いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。

    永山様と北の新参者様の掛け合いが、あまりにもバカらしくて、面白くて、

    ついついコメントしちゃいました(笑)

    これからも楽しみにしてます。

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    1. バカらしいコメントの応酬についついコメントしてしまった匿名 様

      いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!
      気づいたら、古着はそっちのけで、富良野の話ばっかり書いてました(笑)。

      古着はあくまで人生の一部であって、人生には古着よりももっと他に面白いことや素敵なこと、ワクワクすることがあると思うんです(そりゃそうだ)。
      そう!古着転売はあくまで手段であって、目的ではない、究極的にはこれを伝えられれば思っています(自己啓発セミナーっぽい締めくくりにしてみました)。

      こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

      永山

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  5. 北の新参者2016年9月1日 10:57

    ~何も見てなくて・・・夏~ 
    ♪貴重なタグ 捨てたーんだね、知らなかったよ~(泣)♪

    ども、北の新参者です。
    結局、昨日は仕事が長引きドンドンダウンまで行けず。
    しかし仕入れモードだった私は近所のセカンドストリートに行きました。

    秋・冬物を中心に数点、カゴに入れてレジに行ったんです。
    中でもタグ付き馬さんマークのジャケットは、安く仕入れられ、気分は上々でした。

    閉店時間も近く、まだ他の棚も見たかった私は、精算を済ませ、商品を袋に入れてもらっている間に、「置いておいて下さい」と、他の棚を物色してしまったんです。

    今思えばこれが失敗でした。

    家に帰って、再検品したところ、無いんです。タグが!

    おそらく値札と一緒に切って捨てられたと思われます・・・。

    注意力の甘さで設定売価と見込利益の変更を余儀なくされたとさ、チャンチャン(泣)!


    さて、本題ですが・・・(どっちが本題だか分からなくなってきました(笑))
    純は最後、食べられてしまうのでしょうか?(笑)

    あまりにもカオスな結末に、震えと笑いが止まりませんでした・・・。

    ただ、”一回”と付いていますので、とりあえず三途の河は渡らなかったんですね。

    きっと、半分喰われているのに、亡くなったお母さんが出てきて、「寝ちゃダメ」。
    と、無茶振りとも言える、あの例の展開に繋がるのでしょうか。

    私なら、毎週録画します、その北?の国から(笑)

    ではでは、北の新参者でした。

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    1. 北の新参者 様

      彼の長い人生の中で、合計すると56回(令子のお腹にいたときも含めて57回とすべきだという人もいます)、爬虫類に食べられてしまう純ですが、記念すべき1回目の捕食がこの「目利き 後編」ですからね。

      デザイナーとして食っていくためには、センスよりも技術よりも、まずは根性と生命力、そして運という強烈なメッセージが込められた、象徴的なエピソードですよね。

      その生涯を通して、ワニやトカゲなど爬虫類の革を決してコレクションに使わなかった純。やっぱりこの時の体験が影を落としているのでしょうか。ステラ・マッカートニーたちと一緒に動物愛護キャンペーンを張って、一時期日本のファッション業界からもスポイルされてましたもんね。

      ・・・さて、最近はすっかり「北の国から(改題:おしゃれの国から)」の話題で盛り上がってしまいました。

      タグ紛失、災難でしたね!
      出品時のタイトルや本文に「タグ付き」と書けるかどうかで、たしかに落札価格、変わってくると思います。

      タグと言えば、古着屋の値札タグ(ロケットとかエノキって呼びます?プラスチックの輪っかみたいなやつ)を外したら、見事にその部分が小さな穴になっていたってことありません!?
      特に繊細なシルクとかの場合。

      永山

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