2016年9月9日金曜日

北の魔術師さん提供「仕入れの裏ワザ」


こんにちは!
永山です!


当ブログの熱心な読者でありながら、面白コメントに加えて豊富なノウハウや情報を提供してくださる、 「北の魔術師」さん。
先日いただいたコメントに、とても興味深いものがあり、是非記事化して転売屋の皆様と共有したく、こちらで紹介させていただくこととなりました。

以下、ほぼ原文です(記事として読みやすくするために若干編集しております)。 

***北の魔術師さん提供「仕入れの裏ワザ」***


私の実践している裏技をご紹介致します。

古着の転売でより多くの利益を生み出す基本的な考え方は
①安い(相場より安くなっている)アイテムを見つける。
②高く(相場程度)売る。
だと思います。

②に関しては、写真の取り方だとか、説明内容とか、付加価値をつけるとか・・・他サイトにも様々なテクニックが掲載されていると思います。
たまにいますよね、シワくちゃで出品してたり、出品者の顔が反射して写り込んでたり(笑)。そんなものが高く売れるはずありません!売れてはなりません!!
しかし、結局のところ、【良いアイテムを安く仕入れられたら勝負は決まる】と私も思っています。

そこで大切なのは、やはり①です。
安く仕入れられればいいのです。ただ、ここで有効な方法って、あまりサイトでは紹介されていませんよね。恐らく、皆さんはマメに古着屋に通ってアイテムをチェックしたり、セールを利用したり・・・

私も基本的には同じです。でも、ちょっと違うんです。
私は古着屋で古着をみるのは当然ですが、店員さんもチェックしています。
「どの店員さんが可愛いかな~♪」って。
あ、違う、「どの店員さんが決定権者かな~♪」でした(汗)。
そして、世間話などをしながら距離を縮めていくのです。
店員さんから【たくさん購入してくれるフレンドリーなお客さんだな】と思ってもらえれば、チャンスだと感じています。
あとは「これとこれも買うから、1000円まけて!」とか、「もう少し安くなりませんか~?」って、笑顔で小額の値引き交渉してみましょう。そして徐々に値引き額を上げていくのです。

私は、この方法で、店によってはセールでもないのに10%~50%も値引きしてもらっています。もちろん、ごく稀に利幅が薄く、値引きがきかないものもあり ますが(ほんとに稀でほとんど値引きしてもらってます)・・・ただ、その際も、私が値引きのお願いをしているのにも関らず、店員さんが申し訳なさそうな表 情をされるようになっています。

また、時間のない時なんかは、アイテムを見ず、缶コーヒー1本を差し入れに「何か良い物入ってませんか?」って直に店員さんに聞いちゃいます。あれば仕入れ、無ければ店を出るという時短技も使っています。

これ、個人の古着屋ではなくて、全国チェーン店の話ですよ。

ただし、下記の注意が必要です。

こ の技は相応のコミュニケーションスキルを要します。距離を縮める前に値引き交渉をしても「難しいですね~」で終わってしまいます。そうなると、次に来た時 も値引きは難しくなります。また、しつこく交渉し悪い印象を持たれても値引きは難しいでしょう。そうなると自分自身もその店を利用しづらくなると思いま す。

次に観察眼が必要です。アルバイトの方に値引き交渉をしても困らせるだけです。
また、そもそも、その店がこの技を使える雰囲気なのかどうかも冷静に観察して下さい。値引きをいっさい受け付けないお店もありますからね。

最後に、ある程度の購入実績も必要です。たいして買ってもいないのに値引き交渉するのは、店側にとって迷惑行為です。最初は商品と一緒に信頼も買っていると思って下さい。

以上、ご報告でした。全ての店、全ての店員さんに実践できる技ではありませんので、あくまで裏技です。よかったらお試し下さい。


***以上です***

いや~、これは、すごい!!
まさかこんな裏技があるとは!!

たしかに、既存のビジネスでも、大量に仕入れる取引先があれば、価格交渉しますよね。
なかなかこれを転売の仕入れ先(古着屋さん)で実践してみようとは思いつきませんし、実行するのも勇気と行動力、そして、何よりも高いコミュニケーション能力が必要になってくるかと思います。

もちろん、お店としても、たくさん買ってくれるお客さんは優遇して固定客になって欲しいところ。まさか赤字を出してまで値引きはしないと思わないですし。う~ん、win-winですね!

ただ、首都圏のお店では、どうなんでしょう?他のスタッフさんやお客さんの目線、本部のチェックが厳しそうなので、個人的に親しくなったからといって、必ずしも値引きサービスを受けられるとは限らないと思います。
北の魔術師さんも書かれていますが、値引きという直接的な利益を享受できなくても、スタッフさんと仲良くなることで、美味しいアイテムや、セール情報なんかをもらえそうです。間接的な利益と言いますか。

そして、お金に換算できる利益以上に、自分の行きつけのお店で軽く会話ができる人がいるのって、嬉しいじゃないですか。
転売って孤独な作業なので。


これまた、北の魔術師さんが指摘しているように、一歩間違えると「ずうずうしい迷惑な客」になる危険性もあるので、価格交渉をするときは、細心の注意が必要と思います。
具体的な方法や注意点は、上記の本文の中にきちんと書かれてますので、実行の際は是非、精読をお願いいたします。

貴重な情報をお寄せいただいた「北の魔術師」さんにこの場を借りて、改めて御礼申し上げます。

永山

※写真は、 北海道は美瑛にある花畑「四季彩の丘」のシンボル、ロール君です。北の魔術師さんが北海道在住とのことなので。優しくてユーモラスな人柄は、通じるところがあるかと思います(本当はもっとシュッとしてて、シュプリームとかが似合うカッコいい方だと思いますよ!)。

13 件のコメント:

  1. 北の魔術師2016年9月9日 19:19

    お父さん!!!
    え?ロール君?

    あ、ども北の魔術師です。

    私はシュプリームなんて似合いませんよ。
    紺のドカジャンにツバ付きニット帽、足元はもちろん、ジ・カ・タ・ビ・の最強五朗スタイルで今年の冬もキメキメです!!

    え~、さて、今回、記事にして頂き、光栄に思います。
    万人受けする方法だとは思いませんが、ご参照下さい。

    今回、永山師匠からのご依頼にて公表して頂きましたが、言っても私、転売歴七ヶ月の新参者でございます。

    永山師匠だけではなく、このブログをチェックされている諸先輩方からも、何か情報を頂けましたら、今後の糧とさせて頂きたいです。もちろん、その分、今後も気がついたこと、活用できそうな情報等、こちらからも発信させて頂きたいと考えております。

    ぜひご検討下さいませ。

    追伸:師匠、褒めすぎです・・・が、あざーっす!!!

    北の魔術師でした。

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  2. 北の魔術師2016年9月10日 8:46

    師匠、またやっちゃいました。高額仕入れです。

    あ、ども、北の魔術師です。

    昨日、また高額仕入れを。しかも裏技、使ってます。
    裏技の実践編としまして、下記に昨日のやりとりを詳細に忠実に記録したいと思います。
    ぜひご参照ください。

    [仕事帰り、ドカジャン(戦闘服)に着替えた私は馴染みの店へ。]
    (私)「ナカちゃ~ん(仮称)、なんかいいもの、入ってないか~い?」
    (店員)「お、五郎(仮称)、いいところに来た。これを見てみろよ」
    レジ裏から一着のコートを持ち出す店員。某一流ブランドのレザーボアコートであった。
    (店員)「さっき入ったばっかりなんだ。五郎、どうだ?」
    生唾を飲む私。
    (私)「で、ナカちゃん、これ~、いくらで(店に)出す予定なんだ?」
    (店員)「そうだな、まだ時期的に早いから8万くらいか・・」
    アイフォンを出す私。店員と一緒に相場チェックを行う。
    同ブランド、同型の実績はないものの、同等アイテムが10万程度で取引きされていた。
    (私)「ナカちゃ~ん、これ・・・譲ってくれねーか?」
    (店員)「よし、五郎、6万で譲ってやる。どうだ?」
    考える私。6万仕入、10万円売り、手数料約1万、利益3万、利益率・・・・
    (私)「ナカちゃん、これ、5万で売ってくれ!」
    (店員)「五郎、お前まだ値切んのか!?」
    考える店員。私はたたみかけるように
    (私)「浮いたお金で純に青のつなぎを買ってやりてーんだ・・・」
    と言って天井を見上げる。
    しばらく考える店員。
    (店員)「・・・分かった、持っていけ」
    (私)「ナカちゃーん、ありがとうよぉ~、恩にきるよ~!!」
    (店員)「支払いはカードか?」
    私は、泥の手形のついたカードを店員に渡す。
    (店員)「五郎・・・お前・・・」
    しばらく沈黙。
    (店員)「ほれ、カードだ。あとこれも持っていけ。」
    全面に捺印されたポイントカードだった。(5万円購入分、次回、数千円の割引)
    (私)「ナカちゃ~ん、ありがとうよぉ~」

    店を出ると小雪が降っていた。
    北海道の冬はもうすぐです。
    ~ここで さだまさし氏の「北の国からのテーマ」~

    北の国から2016 高額仕入  完 

    す、すみません。悪い癖が・・。つい北の国からに寄っちゃいました(笑)。
    設定、言葉調は寄せましたが、話の流れや、値引き金額、ポイントカードなどは実際の話です。

    もし良かったら、参考にしてください(読み流して下さってもかまいません)。

    北の魔術師でした。

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  3. こんにちは、主婦Aです。

    これは、すごいですね!
    北の魔術師さんの、スキルや天性の能力というか、そういったものをすごく有効に使われていますよね。
    「人と打ち解けることができる」というお人柄やコミュニケーション能力、本当にすばらしいです(^^

    全国チェーンの古着屋で値引きしてもらうなんて、考えたこともなかったので、それを即実践されているなんて。

    私の行く古着屋数件では、明らかにアルバイトだろうという人しか表にいない、その他私のコミュニケーション能力などの問題で、
    とりあず今はむずかしいだろうな・・・という感じなのですが、こういったお話をお伺いできるのは本当に勉強になりますし、刺激になります。
    感謝感謝です!

    私の場合は・・・なのですが、配送業者さんと運賃の交渉をする前に、少しだけがんばりました。
    笑顔で接する、一言だけでもちょっとした世間話をする、などなどわずかな事ですが・・・。
    あと、これは今もずっと続けていますが、「父の日」「母の日」「バレンタインデー」などのギフトは配送業者さんのカタログから購入しています。
    ノルマがあって大変らしいので、少しでもドライバーさんの助けになるかなと思っています。どうせどこかでは買うものですしね。

    今では、個人としてはかなりの安値で契約してもらっていると思います。
    一度ネットショップを運営している友人に運賃票を見てもらったところ、「え?個人でこの価格にしてくれるの??」と驚かれました。
    大きなサイズもかなり安くしてもらっているので、特に秋冬に威力を発揮します。

    もちろんこれも、配送業者やその営業所の方針・ドライバーさんのさじ加減など、運も大きく関係する話だと思ますが、
    交渉して運賃の提示をしてもらった時に「おお!やってみるもんだ!」とすごく思いました。

    みなさんのリアルな体験談、本当にたのしいですし、情報を共有させていただいてうれしいです。
    ありがとうございます。

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    1. 北の魔術師2016年9月10日 10:44

      主婦A様

      ほほう、実に興味深い。
      ども、服山雅治 改め 北の魔術師です。

      そんな方法があるのですね。
      送料込みの場合は、その分、利益につながりますよね。
      値引きにせよ送料の割引にせよ、経費を削減するアイデアですし、利用実績をもとに人相手で交渉するところでは共通していますね。
      小さいお子様がいる場合、集荷に来てもらって、さらに安値で発送してもらえるなら・・・お母さんせどらーにとっては目から鱗の情報ではないでしょうか。

      ものすごーく勉強になりました。ご提供、ありがとうございましたm(_ _)m

      北の魔術師でした。

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    2. 北の魔術師 様

      ちょっとちょっと!
      いつの間に「服山雅治」なんて洒落たお名前に改名されてたんですか!?
      北海道なら、北海道なら、、、「はる」は「はる」でも「松山千春」でしょ!?

      でも、「服山」って名字いいですね。
      さて、他の読者の方からもたくさんの反響をいただいている、「裏ワザ」。
      しかも高額仕入れで実践されたお話もおまけでつけてくださって、ありがとうございます!

      本当に素敵な関係を築かれてますね!
      「よっ!今日は何か活きがいいの入ってるかい!?」なんて、ちょっとした魚河岸に出入りする仲買人みたいな風情じゃないですか。

      ところで、ドカジャンなんですが、ここで魔術師さんとお話している間に、本当に欲しくなってきました。
      私たちが思い描くようなシックなやつは「ワークマン」で手に入るようですね。胸に刺繍も入れられるんだとか。

      これから本格的な秋冬のシーズンですね。
      ドカジャン、地下足袋スタイルで仕入れに行ったら、間違いなく近所の工事現場の労務者が休憩時間に冷やかしにきていると、思われることでしょう。

      で、風貌はそんななのに、顔は「福山雅治」なんでしょう?
      これは、相当なギャップ萌えですよ。さらなる割引が期待できますね!

      いつも濃いコメントありがとうございます!
      私も笑いながら読んでます!!

      永山

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    3. 「私は私で裏技を持ってるわ!」な主婦A 様

      コメントありがとうございます!
      素敵な裏ワザのご披露ありがとうございます。

      最近の婚活市場では、「年収」よりも「収支」に注目が集まりつつあるんだとか。たとえば、年収1千万でも贅沢三昧なために貯金が全然ない男よりも、年収6百万で毎月5万円ずつ貯金できる男の方が、結婚相手として魅力的だと。
      私も大筋で同意です。

      これを転売にも置き換えられると思うんです。
      売り上げよりも、利益ですし、今回ご紹介してくださったような方法で経費を抑えることは、すなわち利益の増大に他なりません。

      とかく「仕入れ」や「出品方法」などに注目が集まりがちですが、ビジネスとして考えれば、配送料を低く抑えることも、同じくらい重要な要素ですよね。
      最終的に手元に残るお金をどう増やすか、まだまだ工夫の余地がありそうです。

      あとですね、なにが私、今回のエピソードで一番素敵だなって思ったかって、このくだりです。

      ・・・あと、これは今もずっと続けていますが、「父の日」「母の日」「バレンタインデー」などのギフトは配送業者さんのカタログから購入しています。
      ノルマがあって大変らしいので、少しでもドライバーさんの助けになるかなと思っています。どうせどこかでは買うものですしね。・・・

      素晴らしい「お心がけ」ですね。お互いに善意をプレゼントしあっている、素敵な関係だと思いました。そのような善意は巡り巡って、社会全体に浸透していくんだと思います。
      「良き市民」でいること、この社会を維持発展させていくために、かなり重要なキーワードだと思います。
      人類みんなが、このような優しい気持ちで日々を過ごせたら・・・。

      よーし!
      これからも、世界平和の実現に邁進しましょう!私たちは私たちのやり方で!

      永山

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  4. こんにちは!今回の記事もとても興味深く読ませていただきました。
    北の魔術師さんのお人柄と温かいスタッフのいるお店のコラボですね。
    しかも、北の魔術師さんが転売されることを承知で譲ってくださる(のかな?)
    なんて!店員と仲良くなる、が一番の近道なんでだろうけど
    それを成功させてしまう北の魔術師さんのコミュ力凄すぎます!

    今回も皆さんからいろいろ勉強させていただきありがとうございました。
    また勉強(遊び)に来させてください。

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    1. ミー子 様

      コメントありがとうございます!
      ね~!勉強になりますし、なにより読んでてとっても面白いですよね!
      転売承知で売ってくれるっていうのも、すごいですよね(コメントで紹介してくださったエピソードを読む限り、そんな感じですよね)!
      店員さんに限らず、周囲の人と仲良くなることで享受できる利益って、計り知れないと思います!!

      こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

      永山

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  5. 北の魔術師2016年9月11日 0:12

    永山師匠
    ミー子 様

    あ、どーも北の魔術師です。
    仕入れは楽しいのですが、出品が若干おっくうで・・・
    未出品の
    服(の)山 雅治 です。
    顔は、そーですねぇ、福山雅治さんを福山雅治で割って田中邦衛さんを足したような顔です。
    はっ!邦衛しか残らない・・・

    さて、お二方からの疑問にお答え致します。
    ご推測の通り、仲の良い店員さんにはきちんと伝えています。
    といいますか、量も買ってますし、サイズもバラバラで購入しますので、私の裏技の場合、隠してるほうが不自然になってしまうのです。
    ですので、私は早い段階で、「実は趣味でヤフオクやってまして、これからもいろいろと購入させて頂きたいのですがよろしいですか?」とストレートに聞いてしまいます。
    もちろん人は選びます。
    あと小遣い稼ぎでとか、金儲けで、と言うと嫌らしいので、「趣味で」と強調するのがポイントです。

    おそらく、私が他の方と少し違うのは下記の点ではないでしょうか。
    ・転売目的だとハッキリ伝える。
    ・赤字にならない程度に値切る。
    ・ワイロ...じやなくて、差し入れ缶コーヒーを店の前の自販機で買って持っていく。←仕入れたものが高く売れた場合。毎回ではありません。
    *上記は全て裏技が可能な店の場合

    おかげで
    店員さんとiPhoneのヤフオク相場を見ながら、「このアイテムは1万円で売りたいからあと千円まけれませんか?」とか普通に聞けちゃいますし、高く売れた場合、普通に報告したりもしますよ。その場合、店員さんも笑って喜んでくれています。

    店員さんは、赤字にならない程度に私のサポーターになってくれているような感覚です。

    私は師匠のような豊富なアパレル知識やリサーチ力、寛容さはありません。
    ミー子さんもきっと私には無い能力をお持ちのはずです。

    私は観察力や交渉力にはちょっとだけ自信がありますが、このブログを見ている方の中には、出品の仕方に自信があったり、特定の分野(例えばレディースやアメカジなど)に自信があったり、古着屋さんの特性を把握されていたり、様々な方がいると思います。そういった方達が少しづつ情報を公表してくれたら・・きっともっと面白いことになる!!と信じています。

    最後に、この素晴らしいブログを運営されている師匠に改めて敬意の念を表します。

    うわっ、真面目にコメントしたら、じんましんが!!!

    北の魔術師でした。




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    1. 北の魔術師 様

      服(の)山雅治って!!(笑)
      またまた一本とられました。

      え~っと、本業はHBCラジオの構成作家さんとかで合ってますか?
      またまた、詳細なノウハウを惜しげもなくご披露いただき、感謝申し上げます。

      「転売目的だとはっきり伝える」
      これはなかなか、勇気が要る行為だと思いますよ。
      でも、別に法に触れているわけでもありませんし、「転売」が世の中に悪影響を与えているわけでもありませんし、堂々とやるにこしたことはありませんよね。

      なんなんでしょうね。転売っていう言葉の「響き」がちょっとネガティブですもんね。

      私もキャッチーで分かりやすいので、「転売」とブログタイトルに使ってしまっていますが、世の中の仕事で「転売」に当たるものなんて、山ほどあります。
      「何かを創る」仕事、それこそ農家さんとか、家電メーカーさんとか、webデザイン会社さんとか以外は、結構「転売」に該当する企業ありますよね。

      たとえば
      ・ビームスやアローズ等のセレクトショップ(海外メーカーから購入して転売。オリジナルもありますが)
      ・スーパーマーケット(生鮮食品、飲料品、お菓子等をメーカーから購入して転売)
      ・美術品ディーラーや骨董品店(まさしく転売なのに、カッコいいイメージですよね)
      ・商社(一番堂々と転売している大企業)

      挙げたらキリがありませんが。
      なので、私たちの行っていることもあくまで「商売」であって。
      「安く買って、高く売る」という商いの基本的なルールに従って、日々汗を流しているのであります。

      なので、北の魔術師さんの古着店に対する交渉は、硬めに表現すると、

      「御社との今後の取引に関しては、数量・金額ともに増やして行きたいと思うので、ご無理の無い範囲で金額面のご協力をいただきたいのですが、いかがでしょうか。また、特に品番○○は、品質的には申し分ないのですが、弊社客先から確実に契約をとるためにも、単価を○○円減額していただけますと幸いです」

      というようなことですよね!?
      転売業界にネゴシエーションの概念を持ち込むというイノベーション!!

      今後とも業界の風雲児としてのご活躍を心より祈念しております。

      永山

      削除
  6. こんばんは、ミー子です。
    北の魔術師さん、ご丁寧に店員さんへの懐柔法を教えてくださりありがとうございました。
    私の行っている店舗(セカスト)は以前は近所の高齢者の方
    が、店長と世間話をするようななごやかな(地域の憩いの場のような)
    よい雰囲気でしたが、最近店長含め、スタッフがかわってからは事務的になってしまって、
    残念ながら、北の魔術師さんのように仲良くなれる感じではありません。
    古着屋って、服を通して、間接的に人と人をつなぐ役割を果たしているじゃないですか、
    だから永山さんのおっしゃっているように、世間話くらいできるようななれば
    お店も売り上げがアップするだろうし、孤独な方の救済場にもなるのになって思います。
    スタッフの性格や、店長の方針で、難しいのでしょうが。
    その点、北の魔術師さんはすごく恵まれていますね!!(北の地は温かい!!!)
    北の魔術師さんの魔術(人に好かれる資質)のなせる技というのが一番大きいのでしょうが。
    私は最近注目のオークションを使うようになりました。
    ただし、これは高値が期待できそう!って時のみですが。(貧乏性)
    本当にそれぞれが持っている技を交換し合えたら、素敵ですね。
    まだまだ未熟で勉強させてもらっている立場でえらそうなことを言って申し訳ありません!(笑)
    こんな場を与えてくださった永山さんに心からお礼申し上げます。

    返信削除
  7. 北の魔術師2016年9月13日 19:47

    永山師匠


    ども、北の魔術師です。

    師匠、HBCラジオの構成作家なんてとんでもございません!!

    本業は、本列から外れたアリンコを、ひたすら元の列に戻してあげる、そんな心温まる仕事をしています。
    副業でサラリーマンと古着販売です。

    さて、師匠の「硬めに表現すると・・」のくだり、笑いました(笑)
    でもその通りなんですよね。ビジネスでは基本的な考え方ですよね。

    私は、
    ・【古着店】多少利幅を削っても、量を買ってもらえる。
    ・【ヤフオク購入者】探していたアイテムが相場程度で、手軽に(売っている店を探さなくても)購入できる。
    ・【私】その間に入って手数料(売価-入れ値-ヤフオク手数料)を頂く。
    WIN(古着屋)-WIN(私)-WIN(購入者)の関係を目指しています。
    そのように考えると、古着の転売って、仲介業だと思いませんか?

    「転売業界にネゴシエーションの概念を持ち込むというイノベーション!!」
    最高にカッコいい表現っす!!!

    転売業界にネゴシエーションの概念を持ち込むというイノベーションに成功した私は、一大センセーションを起こし、カーネーションを母の日に贈る!!
    あれ、なんか違う・・・

    北の魔術師でした。



    ミー子様

    ご返答、ありがとうございます。

    私の呪い・・・じゃない、魔術も万人受けはしませんよ(苦笑)!
    ここだけの話・・・確かにセカストは交渉しづらい雰囲気ですよね。
    皆さん忙しそうで、事務的な雰囲気は北の大地も同じです。

    ただ、私はそのような店でも、目星をつけた店員さんに、邪魔にならない程度に世間話を持ちかけています。忙しそうなら挨拶だけの日もあります。
    値引き交渉はできなくても、セールや入荷情報をもらえたりしますから、メリットありだと思いますよ。
    「あきらめたら、そこでせどり終了ですよ」By 安斉 先生


    注目のオークションを活用されているのですね。

    ①反応の薄い商品を注目させて売り切りたい。
    ②売れ筋を注目させて、高値を期待したい。

    ミー子様は②で活用されているのですね。
    以前私は注目のオークションを乱発し、この手数料だけで5千円/月になり、愕然とした記憶があります・・・。
    それ以来、すぐ売りたいアイテムは、終了日の2日前に注目させることにしました。
    日曜日終了なら金曜日からみたいな。

    もし注目のオークションでミー子様の成功談や失敗談があれば、ぜひご教授下さい。

    あ、永山師匠の注目のオークションに関する考え方もぜひお聞きしたいです。

    北の魔術師でした。

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    返信
    1. ミー子 様
      北の魔術師 様

      どうもです!
      毎度お世話になっております永山です!

      実は、私はこの【注目のオークション】というシステムに【注目】しておりまして。

      最新記事で思うところを書いております!
      お手すきのときにでもご笑覧くださいませ。

      永山

      削除

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