2016年3月28日月曜日
販売戦略や商材を見直すとき
もうじき3月も終わりですね。
1年の始まりは元旦(1月1日)なわけですが、やっぱり4月ってなにか新しい「期」が始まるイメージです。
「俺はいつまで古着売ってんだろう?」とか、「今ある在庫はいつはけるんだろう?」とか、「今月も、きちんと売れるんだろうか?」等々、仕入れの帰り道でひとり悩んだりもするんですが。
以前、英語の家庭教師を副業でやっていたときに教えていた中学3年生の女の子が、その後高校に受かり、無事大学への進学が決まったとの連絡を先日もらいました。
その女の子なんですが、英語は苦手だったものの、当時から探究心や好奇心が旺盛で、本もよく読むということだったので、中学3年生でちょっと早いかな?難しいかな?とも思ったんですが、このスティーブ・ジョブズの名スピーチを教材として取り上げたんですね。
で、今改めて見ても、聞いても良いこと言ってるなぁと。勇気と元気が湧いてきます。
「コネクティング・ドッツ」
今やっているひとつひとつの、時に無意味にも思える行為が、将来振り返ってみると、きちんと未来へつながるひと筋の道になっている。
古着一点を売ることは、大したことじゃないかもしれませんが、一千点、一万点まで売ったときに見えてくるものが必ずあるように思います。その過程で商売の仕組みや洋服の知識なんかも覚えられますしね。
こちらは、私が「あ~あ、やってられねぇなぁ。なんかラクに金が入ってくるうまい話はないかなぁ」と思うときに、戒めと息抜きのためによく聞く落語の芝浜。
魚屋、熊さんのセリフが良いんですよね。
「商いをしてりゃあ金はへぇってくるんだ。働いてりゃあ、間違いはねぇんだ!」
よし!頑張ろう!
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販売戦略といえば、去年から夏物を50着くらいちょいちょい買い付けてストックしてるので
返信削除5月くらいにいっきに仕掛ける予定です。
単価の低い夏をどう乗り切るかが課題です。
店長
削除お疲れ様です!
単価の低い夏、今年もやってきますね~。
自分の過去の経験上、動きが良かったのはハイブランドのショートパンツ(インコテックス、ハケット、ハバーサック、ラルフローレン、トゥモローランド他)、アウトドアウェア(山は夏でも寒いので)、あとは通年で穿けるデニムでしょうか。サマージャケットなんかもわりによく動きます。
まぁ、これらの統計が取れていたとしても、うまく仕入れられるかはまた別のお話ですので。一般的な小売店であれば、売れ筋が分かっていれば生産量増やすなり、早めに多めの発注かけるなり、すればいいんでしょうが。
こまめに足で探すしかないですね。自分も頑張ります!
こんばんは。
返信削除落語は今までちゃんと見たことなかったのですが、少し興味湧きまして全部見てみました。
・・・噺家さんのスキル、伝統芸に脱帽です。
あらすじを話すだけなら、2〜3分で終わるようなユーモラスな昔の教訓話ですよね。(語弊があったらごめんなさい)
それを、45分もかけて、細かな情景を再現して、かつ観客をまのびさせない、惹きつける語り・・・
素人心ながら落語の引き出しの深さを少し感じられました。
そして納得です、このブログ自体に落語的なエッセンスありますよね。
永山さんの文章はとても動きがあるというか情景が浮かびます。
その才覚であれば是非噺家としてデビューされてみてはいかがでしょうか? 笑
全く内容からズレたコメントですみません、古着ネタでなく 汗
八本 様
削除うわぁ、お忙しい中、ご紹介した落語見ていただきありがとうございます。
面白いですよね!?
自分も、30歳頃までは一切面白さが分からなかったんですが、セロリとかレバーとか、食べ物の苦みを美味しく感じられるようになったのと時を同じくして、「いいなぁ」と。
おっしゃる通り、あらすじだけなら2~3分で終わる「ユーモラスな昔の教訓」なんです。ただそれだけなんです。
でも、人間が時に失敗したり、バカなことやったり、それでも楽しく生きていく、そんな様態、清濁あわせ持ったありのままの人間の姿が生き生きと描かれており、
「人生なんてぇのも~うん。なかなか捨てたもんじゃぁないってことよぉ」
って思えるんですよ。
え!?このブログにも落語の要素があるですって!?
いやいやいやぁ、そんな大したもんじゃぁないですよ。そりゃぁ、買いかぶりってもんだぁ。
あっしは、しがない古着屋でして。
え!?この話のオチはどうやってつけるかだって?
そりゃ、決まってるよぉ。おいらぁ転売屋だぁ。
自分じゃ落とさないよ、ヤフオクで落札してもらうんだぁ。