2016年3月15日火曜日

定番品の強み「SAINT JAMESのシャツ」

セールにかからない(お店で新品を買おうと思ったら、定価で買うほかに術がない)アイテム、ブランドは、ヤフオクでやはり人気です。

①定番品
②トレンドに左右されない
③デザインもあまり変えない
④季節に関係ない

といった要素が揃っていると、もちろん中古市場でもそれなりの値段がついてしまっているのですが、運よく安いものが見つかれば、買い!です。安定して落札されます。
フランスの老舗ブランド、セント・ジェームスは、古着屋で、頑張って探せば1500円、大抵は2500~3900円くらいで売られています。
で、落札相場は状態にもよりますが、やっぱり2000円から5000円くらい。あまり粗利でないですが。リスクも少ないです。

なお、脇がほつれていたり、ちょっとシミがあったりすると、1000円~2000円で出ています。
で、家に帰ってチクチクとほつれを直してあげたり、ざぶざぶっと漂白剤につけてあげて、きれいにしてあげて出品です。

この「ひと手間」が、料理をおいしくする、、、じゃなかった、「落札価格」を上げるんですよね~。
面倒くさいですが、はい。

8 件のコメント:

  1. kaneです。

    ほつれ直しや洗濯・・・
    お店がやらないメンテナンスをして販売する。
    ある種の代行ビジネスですね。

    そういえば、今月サンヨーアウトレットに行ったんですよ。
    目的的に行った訳ではなく、以前から実家の近くにあるんです。
    店舗を調べてみると、案外マイナーな場所にも出店しているようで。
    で、初めて入店してみました。
    スタッフさんにいろいろ聞いてみたんですが、百貨店で売れなかったものが流れてきてい
    るようで、物によってはファミリーセールよりも安いものもあるそうです。
    うまく仕入れに使えればなぁ なんて思っていますが、三陽商会の商品、
    永山さんの見解はどうですか?


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    1. kane 様

      そうですね、ある種の代行ビジネスです。
      そう考えると、転売自体も古着屋のセールスエージェントみたいなものですよね。
      彼らの持っている在庫の中から、特に価値のあるものを探し出して、彼らには店頭の売価で買ってあげて、それを欲しい人には少しマージンを乗せて売ってあげているという。

      「店舗⇔転売屋⇔エンドユーザー」という。仲介屋みたいな。ただ、いったん自分で在庫リスクを抱える、仕入れコストを負担する、という点で独立しているとは思いますが。

      サンヨーですか!!
      アウトレットには、どんなブランドが並ぶんでしょう。
      バーバリーのライセンスは、周知の通りもう切れちゃっていますからね~。
      私がこれまでに高い利益を出せた三陽商会のブランドは、

      ・ポール・スチュアート ◎
      ・スコッチハウス ○
      ・アレグリ △

      といった感じです。
      上記のブランド、古着屋によって価格がバラバラなんですが、いずれもオジサマブランドなので、1000~2000円で仕入れても、意外に4000~6000円くらいで売れたりします。

      マッキントッシュ・フィロソフィーは、人気ですが、そもそも古着屋での出し値自体が高いので、なかなか仕入れに踏み切れません。
      以上、もしご参考になりましたら。

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  2. こんばんは。

    私もシミ抜き等、ひと手間かけて出品しています。意外と簡単に落ちるシミが多く驚いてます。
    まぁリサイクルショップはそこまで手間をかけるより、商品の回転に重心を置いてるんですかね。
    汚れた安い服をキレイにして出品。
    これは個人の強みかもしれませんね。

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    1. サフラン 様

      こんにちは!
      そうそう!意外とシミって落ちますよね。
      古着屋が神経をとがらせて、薄いシミでもきちんと「シミあり」ってことで安く出していると、狙い目です。男性のシャツは、白いものだとエリ、ワキ、ソデの黄ばみが気になりますが、これらも、石鹸と歯ブラシでゴシゴシ、しつこい場合は100円ショップでも売っている運動靴用の強い漂白剤「ズックリン」なんかでやってやると一発です。
      おっしゃる通り、営業効率、回転率を上げるため、ひとつひとつのアイテムのコンディション調整まではしていないんだと思います。

      あと、ダメージ加工やシワ加工、ムラ染めなんかをよく理解していない店員がいるのか、全然美品なのに「使用感あり」ということで、これまた安く出ているアイテムもありますよね。
      狙い目です。

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  3. いつも思うのですが、永山さんの古着愛素晴らしいですねぇ。。仕入れの段階で新品、美品に絞る事が多いので、あまり補修する機会はないのですが、少しの手間で落札価格が上がるのならやりたいですね。ボタンなど金具のサビ、くすみも何とかしたいところです。

    先日教えて頂いたコメ兵も行ってきました。コンディションの良いブランド服が多く、目を楽しませてくれますね。他いろんな店に行くようになって、時間足らなくなってきました(笑)

    そうそう、今週発売のSPAで古着転売取り上げられてるようです。そのうち永山さんを雑誌上で見かける事になったりして(笑)

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    1. KF 様

      お褒めの言葉ありがとうございます!
      慢心することなく、これからも古着愛に忠実に、精進を続けてまいる所存です(笑)。
      でも、そんな大したものではなく、なんでしょうね、モノを直して使うのがただ好きなんですよね。できるだけ自分の手で。
      これは転売用の古着に限らず、なんですが。
      靴ですとか、家具ですとか、鞄ですとか、とにかくまずは壊れたら自分で頑張って直します。もしくは、もともと壊れているものを買ってきて、自分で直してみます。
      貧乏性なんだと思います。大きく成功はしませんが、反対に破産することもないように思います。

      そうですね、金属のサビ、くすみはレモン汁を含ませたティッシュや銀磨きの布(シルバークロス?なんと無印で売ってます)で磨きますかね。

      コメ兵、行かれたんですね!
      そうなんですよ、とにかくコンディションが良いのと、一流ブランド、デザイナーズブランドの服が多いので、結構勉強になります。

      「SPA!」の情報ありがとうございます。
      WEBにも、かいつまんで内容載ってますね。
      【男でもできる「レディース古着転売」のコツ。月30万円は稼げる!?】
      http://nikkan-spa.jp/1072484

      月収30万円はあり得なくはないですが、もしこの記事の通りのスタイルだとしたら、相当に在庫を抱えていないとここまでコンスタントに売れないと思います。
      利益3000円に設定したレディース古着を月100着程度、継続的に売るためには、在庫は少なくとも1000着以上ないと難しいと思います。

      みなさんのご意見聞かせていただけますと幸いです。

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  4. こんにちは。
    シミ抜きはすごいですね!本業としてやっていますが、そこまで手間のかかることはしませんね。。

    ただ、去年の冬くらいから業務用のアイロンスチーマーを導入したのですが、これがもう、あるのとないとじゃあ、価格にモロに影響があるくらいすごいです。厚手のウールコートからシワになりやすいレーヨンなど、同じ服か?!と思わせるくらい、古着には必須アイテムですね。それぞれ撮影前と、発送前に行っていますが、こういった手間によって古着として(ネットオンリーですが)仕事してるな〜と感じます。笑
    古着屋なら当たり前のことであろうことですが、改めて、あの蒸気のみでここまで変わるか、とびっくりです。

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    1. Y 様

      こんにちは!
      シミって結構キレイ目のブランド服にとっては、致命的なダメージじゃないですか。
      ほんの小さなものでも、そのために1000円~5000円くらい値が下がることもあると思います。なので、そのシミが除去可能かどうか、店頭での見極めが重要になりますが、除去可能な場合はかなりお買い得な仕入れとなりますね~。

      というか、Yさんのアイロンスチーマーの方がすごくないですか!?しかも業務用!
      ちなみに、ヴィンテージ系の古着屋の店頭なんかだと、若手のスタッフが毛玉とりをやったりしてますよね。専用の機械で。接客の合間なんかに。あの風景を見るのが結構好きでして。
      あとは、裾直しが無料の古着屋もあり、もしかすると他の出品者との差別化は、そういう付加サービスにあるのかもしれませんね。
      アイロンもその一つだと思います!

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