2016年3月18日金曜日

TRANS CONTINENTSの靴

靴って、仕入れが難しいですよね~。
まず、圧倒的に流通量が少ない。
中古で靴を売ろうって思う人も少なけりゃ、中古で靴を買おうっていう人も少ないように思います。

「ジャケットやデニムは古着でOKでも、さすがに靴は他人の履いたモノって抵抗あるわぁ」という方も多いのではないでしょうか。

私自身そうでした。
大学時代に古着に目覚めましたが、ながらく靴だけは、どうしても生理的に受け付けなかったのです。
が、一度状態の良い革靴を格安で手に入れてから(足に入れてから?)は、そのような食わず嫌い(履かず嫌い)も治り、今では状態の良いものがそれなりの値段で出ていれば、仕入れもするようになりました。

一世を風靡した(らしい) ドメスティックブランド、TRANS CONTINENTSの靴です。
昔は結構人気があったらしいんですよね~、このブランド。セレクトショップ?っぽいこともやっていたらしく、オリジナルとインポートを取り混ぜて売っていたらしいです。

何度か経営が変わったり、ブランドを刷新したりしたんですが、どうもダメ。
ただ、モノは良かったりするのでシャツやジャケット等を仕入れることもあります。
今回の靴は、デザインや素材がややヘンテコなんですが、秋冬っぽいので売れました。

1000円仕入れ、2700円落札でした~。

12 件のコメント:

  1. 懐かしいブランドですな。
    90年代後半の空気感が蘇ります。笑
    何気にファンが多そうですよね。

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    1. 店長

      お疲れ様です。
      たしかに、90年代後半の空気ですよね~。
      エディフィスとかとタメ張ってたって本当ですかね。
      意外に落札されるんですよね、このブランド。
      古着屋での扱いは最低ランクで、ユニクロよりも安く出されていることがあります。
      かわいそう。。。

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  2. kaneです。

    何を隠そう、私、去年までトランスコンチネンツの腕時計をしていました笑
    10年前に、彼女(現在は妻)にプレゼントで貰ってからずっと使っていました。
    昨年電池が切れてからは、そのまま放置状態にありますが・・
    靴はサイズが細かいが故に、合わなかったらどうしようっていう気持ちもあるんでしょうね。
    スニーカーはコレクターが多いので、ジョーダンなんかは勉強する価値はありそうですね。ジョーダンぬきに。

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    1. お~い、山田く~ん、kaneさんに座布団1枚やっとくれ~!

      こんにちは!
      トランスコンチネンツの時計って、もしや飛行機が文字盤を回るやつですか!?
      デザイン的には、ポールスミスとかにも劣らないですよね、トラコンの時計。
      (kaneさん御用達ブランドと分かって手のひらを返すようにブランドを持ち上げる永山)
      いや~、kaneさんにとっては思い出のブランドですね。これを機に電池入れ直しましょうよ!
      二人の時間が止まらないよう、、、。

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  3. お久しぶりです!
    確定申告のバタバタですっかり仕事も出来ておりませんでした、そもそもしっかり準備しておけばこんなことにはならないのですが、毎年同じことを思ってしばらくすると忘れて年度末になると焦るというような感じです笑

    靴は私も最近はめっきりやらなくなりました、以前というか最初始めたころは靴がメインでやっていたんですけどね~、その当時はジャンブルなんかもまだ知識不足で英国靴やイタリア靴なんかがゴロゴロ格安で出てきたりしてたんですよ!
    これは美味しいと思い靴ばっか買ってましたね、ところがここ2年くらいでだんだん店も知識が豊富になってきたようで、かなりマニアックなブランドなんかもしっかりつけるようになりました。
    英語の筆記体でかなり難しい書き方で知らない人は絶対読めないようなブランド名なんかも完璧に分かるようになってきたので、それ以来すっかり靴は買わなくなりました笑
    見る優先順位が昔は靴からだったのが今ではアウターからに変わってしまいました。
    しかしお店の値段がだんだん強気になっていくのはお店の勝手なのであれですけど、果たしてその値段で本当に売れるのかと甚だ疑問の値付けが良く見られます。
    ヤフオクの値段と実店舗で売れる値段というのは違うと私は思っているのですが、まぁお店もヤフオクで出したりしているのでなんとも言えませんが。

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    1. 種田さん

      うわぁ!お久しぶりですね~!
      確定申告、お疲れ様でした!!

      本当に、時が経つの早いですよね。2016年ですら、もう3ヶ月が過ぎ去ろうとしてますもんね。
      アパレルメーカーに勤めてたら、春夏ものがやっと店頭に並ぼうかどうかって時に、もう秋冬の企画の最終の詰めをしてなきゃいけないですもんね。
      業界の方は、半年~1年を常に先取りして生きていないといけないので、私のようなのんびり屋には無理ですね。

      その点!古着は、10年経とうと20年経とうと関係ないですし、変な話、30年くらい経過したあたりからは、逆に価値が上がっていく?感じですもんね。

      そうそう、穴場だと思っていた店舗の値付けが適正価格に近づいていってしまう現象、、、インディーズのころから自分が応援しているバンドがメジャーになって、すっかり一般化してしまうときに感じる寂しさと似てません!?

      靴は洋服のように、ある程度規格が決まっているタグ(素材、原産国、他)が無いので、たしかに金色の箔プリントが薄れてしまっているものは、雰囲気で判断するしかないですもんね。
      その分、目利きのできる転売屋に有利なはずなんですが。

      その内、ハッカーに対するホワイトハッカーのように、古着屋さんから雇ってもらえないですかね、我々転売屋(笑)

      それかもしまだ「ホコ×タテ」というTV番組が残っていたら、古着屋対転売屋みたいな企画を組んで「絶対に掘り出し物を店頭に出さない古着屋 対 絶対に相場より安いものを見つける転売屋」みたいに対決させたかったですね。

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  4. こんにちは、セール周りをしておりました、八本です。
    靴は私は大好き商材です(^^♪
    店頭に並んでる靴の数に対して実際仕入れられる数の割合(ヒット率?・・・っていうんでしょうか)が圧倒的に高く感じます、洋服と比べると。
    見るところもインソールとアウトソール見ればいいぐらいなのでサクサクいける気がします。
    失敗もたくさんしておりますが 汗

    トラコン懐かしいですね!
    私の世代のころだとセレクトショップというよりマルイ系なイメージです。
    その昔は隆盛を極めていたのでしょうか。
    自分の知っているor好きなブランドが無くなったり衰退していくのはなかなか寂しいですよね。
    私は後期裏原世代なのですが、あの頃のブランドはほとんど今はもう・・・になってます(T_T)



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    1. 八本 様

      セール周りお疲れ様でした!
      靴がお得意とは、やっぱり皆さん特化された分野があるんですね~。
      しかもヒット率高いんですね。驚きです。私はむしろ値付けがシビアだなぁと感じることの方が多いので。
      なんでこのボロボロの革靴がこの値段!?って感じです。
      きっと八本さんはアイテムとしての靴がお好きなんじゃないでしょうか。

      トラコン、マルイのイメージなんですね~。
      キャサリンハムネット、291295、ルパート、トルネードマート、ニコル、等々マルイ系のブランド、ヤフオクだと苦戦しませんか?
      セレクトショップのオリジナルと大して値段、品質ともに変わらないのに、だいぶ中古価格は安い気がします。デザインですかね(冷汗)。

      世代的には、後期裏原なんですね~。一世を風靡してしまうと、どうしてもその時代を代表するだけに、時の移り変わりとともに「古さ」が感じられてしまうのは、アパレルの宿命ですね。

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  5. 得体の知れないブーツを
    3000円位で仕入れて7000円ちょい位で
    売ったことがあります。


    革がとてもいい質だったのとそれを
    うまく写真にできた事が良かったです。

    あとはイタリア製だった事などが
    良かったと分析してます。

    靴の仕入れは、当たりハズレありますが
    パンツとかよりは私はやりやすいですね。


    靴は永山さんのおっしゃるように
    特殊な感じしますよね!

    リサイクルショップでもたまに
    やたら強気な値付けの店とかもあって
    よくわからない世界です。

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    1. ひろし 様

      コメントありがとうございます!
      ノーブランドではなく、「得体の知れない」という表現に思わず笑ってしまいました。
      たしかにたまに遭遇しますよね。
      しかし、にもかかわらず、革の質を判断できて良い仕入れができたとはすごいですね。

      なんだか皆さん、靴に対して結構攻めてるんですね。
      皆さん苦手かと思っていました。

      苦手意識があるのかもしれません。精進いたします!

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  6. 返信ありがとうございます。


    『得体の知れない』靴は
    結構多いんですよね!

    というのも、前オーナーが
    1.気に入って履き込んで靴底が減る
    2.修理に出す
    3.デザインや全体のバランスが微妙に変わって前ほどの思い入れがなくなる
    4.売却する
    5.修理の際にブランド名がわからなくなるケースもある
    6.私が攻めて仕入れるwww


    という流れです。

    修理が入ることでひょっとしたら
    それなりのブランドなのではないかと
    思わせるんですよね!

    そこが他の商材とは大きく違いますね。


    精進だなんて!

    こちらこそいつも勉強させて頂いてます。
    永山さんのように素晴らしい記事を書いて
    お役に立てるようになるのが目標です!


    ひろし

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    1. ひろし 様

      ブランド靴(やっぱりイタリアかイギリスがほとんどでしょうね)が名もなき靴になって、安く売られてしまうまでの詳細なStoryありがとうございます!!

      そういう理由なんですね~。
      大きく頷かせていただきました。特に「3.デザインや全体のバランスが微妙に変わって前ほどの思い入れがなくなる」のくだり、ご明察ですね。
      モノそれ自体よりも、「ブランド」が好きな方に大きく見られる傾向でしょうか。
      ブランドリサイクルのお店でも、ちょっとしたカスタマイズが加えられていると、ガクッと価格が下がって売られていますよね。ネーム入りは問題外にしても、です。
      バッグで言うと、それこそ、底の鋲(スタッズ?)が純正品じゃないものに取り替えられているとか。時計のベルトなんかもそうですよね。

      お直しして、「自分だけの宝物」になったことに価値を感じないというか、やっぱり「あの人(セレブ?)も持っている」「あの雑誌(LEON?)に出ている」「あのサイト(ブランド公式サイト?)に載っている」そのまんま!ブランド丸出しの正にそれそのものじゃないと、価値を感じられないというか。

      もちろん、各ブランド、全体のバランスと細部のデザイン、練りに練って完成させているとは思うのですが。なので、お直しに出すと、微妙になっちゃうっていうのも理解できます。

      でも、ひろしさん言うように、修理してまで履こうとしたってことは、それなりのブランドである可能性高いですよね。そもそも、きちんとした作りじゃないと、修理(ソール張替え等)できないでしょうし。

      今回も大変勉強になりました。
      今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

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